バロンダンス(バロンの踊り）
バリ島では、２００種類以上の踊りがあり、儀式のための踊り、人々に見せる踊り、男だけの踊り、女だけの踊り、色々です。今からバロンの踊りについて簡単に説明いたします。バロンは日本でししまいみたいです。ししまいのようなバロンは善の表しで、おばけのようなランダは悪の表しです。バリの踊りは古い物語りに基ずくのです。
バロンは悪霊を鎮める力を持っています。ランダは悪霊の姿とそっくりで、１１世紀頃ジャワ島からブラクマジク（ＢＬＡＣＫ ＭＡＧＩＣ）とともに入ってきたものと言われました。バロンもランダもどの村にも大抵一つずつおかれていて、ガルンガンというバリ島のオボンの日には、村を練り歩きます。実はバロンダンスは嘗ては村や町で疫病や災害などが起こった時におこなうものでした。禍をお祓いして、清めることを目的とする儀式ようの踊りだったのです。それが、バリ島に観光客が沢山やって来るようになってから、踊りの内容がいとてきにアレンジされて、今見られるような踊りになりました。この踊りは善と悪と悪との戦いの表しです。踊りに使われるランダのお面は実際に’魔力が強いと’言われています。そのため、ランダを踊る人は精神力の強い人でないと、だめだと言われます。
ケチャダンスのお話！！
ケチャダンスは毎日ＰＭ１８．３０－１９．３０に公演されます。ケチャダンスのお話について簡単にご説明させていただきます。ラマ王子とシンタ女王は森の中でお互いに愛を交わしている時に、可愛い黄金のしかがあらわれます。そのしかはアレンカという王国の悪魔の王様の部下であるマリチャー大臣の化身です。ラマ王子はそのしかを捕まえるために頑張りますが、失敗です。それで、ラマ王子は弟のラクサマナにシンタ女王をガードするように頼みます。
ラマ王子はそのしかを捕まえる間に突然、シンタ女王は叫び声を聞きます。その叫び声はラマ王子の声に似ていますが、シンタ女王は心配になっています。それで、シンタ女王はラクサマナにラマ王子を助けに行くように頼みます。ラクサマナはその声がラマ王子の声だと信じていないので、敵の攻撃からシンタ女王を護るために、火の円周を作ります。
ラマ王子とラクサマナが森の中へ去って行く時に、ラワナという悪魔の王様はシンタを誘惑してきます。火の円周を通れないので、ラワナは聖者に化身して、それでラワナはシンタ女王を誘拐します。
